2017/01/19
1月18日は少し早いですが、餃子作りを行いました。
あおぞら幼稚園は中国の北京にあります。子どもたちは中国のお正月には餃子を食べることを良く知っているのですが、「どうして餃子を食べるんだろう?」と聞いてみました。
「餃子を食べるって決まってるから!」
「餃子が好きだから!」
などなど子どもたちなりにたくさん考えていました。
せっかく中国にいるのですから、中国人先生にその理由を教えてもらいました。
除夜に餃子を食べるのは特別な意味があります。
その昔、十干十二支で時を計っていた時代には、除夜、亥の刻から子の刻に変わるときに新しい年と入れ替わるとされていました。
子の時に入れ替わることを中国語で「交子(jiaozi)」といい、これは「餃子」と同じ発音です。
したがって、年越しに餃子をたべると万事が思い通り順調にいくとされたのです。
また餃子の形が昔の馬蹄銀(非常に高価な貨幣でした)に似ていることから、財宝を招くという意味が込められました。
また、餃子の皮が丸いのはいつまでも家族みんなが仲良くという願いがこめられています。
内容はちょっと難しいけれど、理由を教えてもらったところで早速餃子作りスタートです。
まず丸い皮を少し伸ばして、皮の周りに水をつけます。
真ん中に餡をのせて
餡が出ないように閉じていきます。
これで完成です。たくさん作りました。茹でて早く食べたいですね!
昼食の時間に皆が作った餃子を水餃子にして食べました。
「おいしい~~!」と大好評。
みんなもりもり食べました。
中国のお正月もいい年を迎えられますように。