2017/03/17
平成28年度、北京あおぞら幼稚園の卒園児は22人でした。
北京あおぞら幼稚園では、すべての在園児が卒園式に参加します。
年々少の子どもたちも、1時間の式の間はずっと椅子に座っていられるんだぞ!!
在園児が歌う「世界中の子どもたちが」の歌に合わせて、卒園児が一人ひとり式場へ。
お父さんお母さんが見守っている中で、少し緊張気味の卒園児たち。終了証書授与で特に気を付けたのはお辞儀。
「礼」で始まり「礼」で終わる。海外にいるからこそ、日本の心である礼法をいつまでも忘れないでほしいという願いを込めました。
園長のお話は「命を大切に」「迷ったら相談しよう」というもの。
東苑公寓の総支配人はこの日のためにおめでとうの日本語の文章を何回も何回も読み返して練習されたそうです。
どのお話も、子どもたちの心に刻まれたことでしょう。
在園児も卒園児も1カ月も前から歌の練習を始めました。
在園児は卒園児と過ごした日々を思い出しながら、大きな声で歌ってくれました。
卒園児は一人でセリフを言ったり、ピアニカを吹いたり、歌も歌ったり、卒園式に間に合うのだろうかと不安になることもありましたが、子どもたちは大きな声で、かっこよく決めてくれました。
私にとっては初めての年長の担任でした。去年の4月に出会った子どもたちが1年の間に心も身体も成長しました。
泣いたり笑ったり怒ったりふてくされたり(笑)その度に、こうやって揉まれながら成長して強くなっていくんだなとしみじみしたことを思い出します。
そんな22人も来月にはピカピカの1年生。卒園を待たずに日本へ帰国した4人の仲間たちを合わせると26人。
みんな、1年間よくがんばったね。
ご卒園おめでとう!!