2019/01/10
北京あおぞら幼稚園は冬休みが終わり、子ども達のにぎやかな声が園舎に響き渡っています。冬休みの前には2学期最後の行事として、2日間ウィンタースクールを行いました。
☆ 1日目 科学遊び「おきあがりこぼしを作ろう!」☆
科学遊びを前に、子どもたちは今から何をするんだろうとドキドキ・・・
前に立つ先生の手には、紙コップが2個。振ってみると、中からコトコトと音が聞こえます。子どもたちは、紙コップの中に何が入っているのか興味津々!!「何が入っているかみんなで見てみる?」という先生の言葉で、子どもたちの目は紙コップに釘付けに。中からは、キラキラした銀色の玉が出てきました。
「これは、おきあがりこぼしっていう名前のおもちゃで、転がして遊ぶんだけど、どうやって転がると思う?」という先生の問いかけに子どもたちからは、「びーだまみたいにコロコロころがる。」という声が上がりました。
「じゃあ、転がしてみようか!」と先生がおきあがりこぼしを転がしてみると、おきあがりこぼしは、なんとも不思議な動きで転がっていき、子どもたちからは、「すごい!」「おもしろい!」と歓声が!!それと同時に、「へんなうごきかた~。」と笑っている子どももいました。「みんなでおきあがりこぼしを作ってみよっか!」という先生の言葉に、子どもたちは「やった!」と嬉しそう!先生のお話しを聞き、ビー玉、アルミホイル、紙コップ2個でおきあがりこぼしを作りました。そのあとは、おきあがりこぼしを転がして、的の中でぴったり止めるカーリングのようなゲームを楽しみました。中心から20点、10点、5点と得点が書かれた的に向かって、子どもたちは真剣な顔つきでおきあがりこぼしを転がし、的に入ると「やった!」「先生見た?20点のとこ入ったよ!」と嬉しそうにしていました。
ゲームが終わると、「ねぇ、おきあがりこぼし持って帰っていいの?」をわくわくした目で先生を見つめる子どもたち。「持って帰るよ。」と伝えると「やった~~~!!!」と子どもたちはとても嬉しそうにしていました。大切に自分だけのおきあがりこぼしを持ち帰りました。
ビー玉、アルミホイル、紙コップ2個と子ども達の普段身の回りにあり、よく知っている物できる不思議なおもちゃ「おきあがりこぼし」に、子どもたちは大満足!!どっちの方向に転がっていくのか、予測できないおきあがりこぼしは、子どもたちにとって、とっても不思議で、とっても面白かったようです。
☆2日目 クッキング(カレー作り)☆
せっけん手洗い、うがいを済ませ、エプロン、三角巾、マスクを身に着けてクッキングの準備が整いました!両手をグーにして、クッキングを行うホールへ向かいます。
さぁ、クッキングが始まります!子どもたちは、お花、星、クマや魚の形の型を使って、じゃがいもとにんじんをいろいろな形に型抜きをしていきます。
たんぽぽ組とすみれ組はじゃがいもを、ばら組とさくら組はにんじんを型抜きしました。野菜は、輪切りにし、一度電子レンジで加熱して型抜きをしやすくしていました。
子どもたちは「少しかたかったけど、かんたんに型抜きできた!」と嬉しそうにどんどん型抜きをしていきました。「お花の形、かわいい!」「みて、クマさんの形になった!」と、クッキングを楽しんでいました。
ホールには大きなお鍋・・・この大きなお鍋を使い、みんなで型抜きした野菜をぐつぐつ煮込んでいきます。幼稚園いっぱいに広がるカレーのいい匂いに、子どもたちは「まだかな?」「はやくカレー食べたい!」と待ちきれない様子。
さて、カレーの出来上がりです。お家から持ってきたご飯に、みんなで作ったカレーをかけてもらい、カレーの歌を歌い「いただきます!」
「おいしい~!!」という声があちこちで上がり、なかには一口食べただけで「カレーのおかわりあるかな?」とおかわりを気にしている子どももいました。
自分たちで作ったカレーは天下一品!子どもたちは、たくさんおかわりをしていました。
デザートにバナナを食べ、子どもたちは大満足!!美味しいカレーでお腹いっぱい、笑顔いっぱいでクッキングを終えました。
ウィンタースクールという、普段とは違う体験ができた2日間。子どもたちにとって、特別な思い出ができたようです。
さぁ!3学期も元気いっぱいあそびましょう♪