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日々の保育について

健康

幼稚園の一日は朝の体操で始まります。固定遊具を使った遊びなど、運動能力はもちろん、順番を守ることなど、安全な生活に必要な習慣や態度を身につけます。園庭では汗をいっぱいかいて遊び、ホールでは鉄棒遊びやマット運動、特別保育のカンフーなどで幼児期に必要な運動能力と体力を養い、心身の成長を促します。

日よけ帽子(タレ付)の着用により、強い紫外線から子どもを守ります。

食育

春には花や野菜の種を蒔き、毎日水をかけて育てた野菜を園児揃っておいしくいただきます。

また、牛乳は人間が飲む為にあるものではありません。牛が子牛を出産したから出るものなのです。こうして、本来の食育の意味を大切にしながら、給食も月毎のテーマを設定し、食について考える機会を与えています。

行事教育

中国・北京あおぞら幼稚園 写真その1

中国・北京あおぞら幼稚園 写真その3

日本の習慣により近い環境を設定し、行事教育を多く導入します。海外にいると忘れてしまいがちな敬老の日も指導します。
子どもの日や七五三、クリスマスはただ祝うだけでなく、由来や意味を学び、贈り物をいただける嬉しい日になってしまわないよう指導します。

日常生活

中国・北京あおぞら幼稚園 写真その2

日常生活面では、「大人がやっているようなことを、子どもが自らの力でできるようになる」という幼児の活動を「褒める」「認める」ことによって、励みや意欲へとつなげていきます。とりわけ、「先生と同じことが自分にもできる」という活動は、園児にとって何よりも自信に繋がります。運動会やお遊戯会では先生が前に出ず、年長児の誘導によって活動を行います。司会進行や道具の運搬、下級児の誘導なども園児の主体的な活動によって行います。

日常生活動作では、食事の後は自分でテーブルを拭いたり、給食当番の日は先生と一緒に配膳することによって、先生と同じことが自分にもできるという喜びを感じとります。雑巾や台拭きを洗ったり、絞ったりすることによって、周囲に水をこぼさない工夫や水滴を残さない方法を自分で見出すことができるよう導きます。

また、当園のスモックはボタン式ですので、指先を使い何度もかけたり、外したりすることによって、衣服の着脱が上達し、手先の器用さが得られます。脱いだ上着はハンガーにかけ、衣服は脱いだ順番にたたんでいきます。最初は出来なかった年少児、年々少児も先生や大きいクラスのお友だちに教えて貰いながら、自分が教えてあげられるようになる時を楽しみに待ちます。

順番を守ること、他人の前を横切らず後ろへ回ること、仕方なく前を通る場合はかがんで通ること、物をいただく時は両手を揃えて出すこと・・・。日本には多くの相手を思いやるマナーがあります。幼児期に大切なのは、これらを身体で習得させることではないでしょうか。

日常生活動作習得の為の保育として、針を持たせ、毛糸針と毛糸を使い、刺繍をします。
針の持ち方をイメージしていただければ分かると思いますが、鉛筆の持ち方とほぼ同じです。針を持ち、布に一針一針さして行く内に、筆圧のかけ方を手が記憶していきます。

刺繍は、キャラクターを先生が布に描き、それをバックステッチで挿していきます。この作品は巾着袋などに仕立て、お祭り広場のお店屋さんごっこの際に使用し、保護者様にチケットで購入していただいております。

自分の作った作品が店頭に並び、自分が店員さんになってお父様やお母様を接客するという楽しい活動に展開させています。

そして、この針を持つ動作は箸の持ち方にもつながります。箸は「ことりのクチバシ」と教えますが、この小鳥のクチバシの形を手に記憶させるのです。

自然環境保育

中国・北京あおぞら幼稚園 写真その2

緑に囲まれた園舎にはたくさんの虫がやって来ます。かたつむり、あり、ちょう、とんぼ、だんご虫、せみ、ヤモリ、バッタ、こおろぎ等、子ども達は大好きな虫を捕まえ、熱心に研究し、生命についても学びます。
また、タンポポや落ち葉を拾ってネックレスを作ったり、限られた自然を有効に使います。
夏野菜や花の栽培は、土に触れ、植物の生育の様子を知る良い場所です。毎日水を遣り、背が高くなった野菜には支柱を立てたり、ツルの伸びた朝顔が園庭の柵ではない場所に巻きつく様子を見たり、植物の自然な成長過程をしっかり学ぶことができます。
マーケットをのぞくと、パックの中に綺麗に並べられた野菜を売っています。パックに入ったプチトマトが、工場の機械からポンっと出て来ると思っている子どももいます。当園では、種の観察から始め、世話をしながら収穫までの観察を続けていきます。

心の保育

中国・北京あおぞら幼稚園 写真その4

卒園を迎える時。

当園の卒園式では、卒園児に対する号令を一切かけません。集団生活を経験し、社会の一員となった卒園の頃には、式辞や祝辞の意味を充分理解できるようになります。
『どのように聞いたら良いか』自分で考え、自分で活動することのできる子ども。そして、人的環境と積極的に関わる力を育て、人生の根を大きく張り巡らせた誇らしげな卒園児を見送る日を楽しみに支援しております。